「自分の強みがわからない…」
「自己PRで何をアピールすればいいのか悩んでいる」そんな方は少なくありません。特に転職活動では、自分の強みを言語化する力が、書類選考・面接の突破に直結します。ここでは、強みが見つからない方でも安心して使える「強みの見つけ方」や、自己PRへのつなげ方をわかりやすく解説します。
★なぜ「強み」がわからなくなるのか?
実は多くの人が、次のような理由で強みが見えなくなっています。
・仕事や経験が当たり前すぎて、自覚がない
・他人と比べて「大したことない」と思ってしまう
・褒められた経験を思い出せない
・自己分析のやり方がわからない
でも、自分の中に強みがない人はいません。それを「見つけて」「伝える」方法を知ることが大切なのです。
★強みの見つけ方|5つのアプローチ
①経験を振り返る(過去の棚卸し)
過去の仕事・学業・バイト・部活・趣味などを振り返り、次のような視点で書き出してみましょう。
・どんな場面で役に立てたか
・周囲から頼られたことは?
・自分が工夫したことは?
→ そこに「継続力」「傾聴力」「工夫する力」などのヒントがあります。
②周囲に聞いてみる
家族・友人・同僚など、身近な人に聞いてみるのも効果的です。
・「私ってどんな時に頼りになる?」
・「私のいいところって何だと思う?」
→ 自分では気づかない強みを他人が教えてくれることがあります。
③失敗・挫折から探す
失敗体験の中にもヒントがあります。たとえば「失敗後にどう立ち直ったか」には、粘り強さや前向きさが表れています。
④性格診断や自己分析ツールを活用する
以下のようなツールを活用するのもおすすめです。
・グッドポイント診断(リクナビNEXT)
・キャリアインサイト(ハローワーク)
→ 客観的に「自分らしさ」を知るきっかけになります。
⑤他人の自己PRを参考にする
他の人の自己PR例を見ると、自分と重なる点やヒントが見つかることがあります。
「自分にも当てはまりそう」と思ったら、それをもとに自分の言葉で表現してみましょう。
★自己PRへのつなげ方|例文付き
<例1:丁寧な対応力>:私の強みは、丁寧に相手の話を聞き、相手に合わせて対応できる点です。前職ではクレーム対応を任されることが多く、相手の気持ちを汲み取る姿勢を評価していただきました。
<例2:継続力・コツコツ型>:私の強みは、地道な作業を継続できることです。営業アシスタントとして毎日約100件のデータ入力や整理を任されていましたが、ミスなく正確に処理することを心がけ、チームの信頼を得てきました。
<例3:柔軟な対応力>:私の強みは、変化に柔軟に対応できることです。複数の業務を並行して進める中でも、優先順位を調整しながら対応し、急な変更にも落ち着いて行動することができます。
自分の強みを見つけて、自信を持って自己PRできるようになりましょう!