「何かアイデアを出さなきゃいけないけど、まったく思いつかない…」
そんなときこそ、“メモ”を活用してみませんか?
実は、アイデアの出しやすい人は、発想力ではなく「書き方」で差をつけています。ここでは、**考えるのが苦手な人でも実践できる「アイデア出しに効くメモ術」**をご紹介します。
◆アイデアが出ないのは「頭の中だけで考えている」から
アイデアが出ないとき、多くの人は無意識に「頭の中だけで考えよう」としています。でも、脳の容量は限られています。情報を一度“外に出す(書き出す)”ことで、初めて思考は広がります。
💡 ポイント:書きながら考えると、アイデアは出やすくなる
◆アイデアを広げる!5つのメモテクニック
💡ブレインダンプメモ(頭の中を全部出す)
・とにかく思いつくままに書き出す方法。正解も整合性も気にしない。
・ルール:3分間、手を止めずに書く
・内容:思いついたこと、言葉、連想、関係ないこともOK
・書き出すことで、思考の「かけら」が見つかる
💡マインドマップ(放射型思考)
・中心にテーマ(例:新しい商品)を記載
・関連ワードを枝分かれで展開
・色・イラスト・関連図などで視覚化すると効果的
・見た目の“広がり”が、そのまま発想の広がりに直結
💡なぜなぜメモ(本質の深掘り)
・テーマに対して「なぜ?」を繰り返す(3〜5回)
・問題の本質や、潜在的ニーズに気づける
例:→ このアプリが使われない → なぜ? → 面倒 → なぜ? → 起動に時間がかかる…
💡逆転メモ(逆を考えてみる)
・あえて「失敗する方法」「ウケない方法」を書き出す
・そこから逆をとることでヒントを得る
例:→ 絶対に失敗する商品とは? → 重くて高くて使いづらい → じゃあ「軽くて安くて直感的」な商品がヒントになる!
◆アイデアメモを「使える形」にするコツ
書き出したメモは、そのままだと雑多で見にくくなりがち。以下の手順で、発想を具体化・整理していきましょう。
🔸 STEP 1:似た内容をまとめる(グルーピング)
🔸 STEP 2:優先度・実現性で分類
🔸 STEP 3:実行に向けた「ToDo化」
アイデアは“書いて”生まれる
・アイデアが出ないときは、まず書き出してみる
・整ってなくてもOK、思考の断片を外に出す
・発想のフレームを使うことで「広げ方」がわかる
・メモは“考える道具”、そして“生み出す土壌”です