NGな職務経歴書の例と改善案

転職活動で重要な「職務経歴書」。
内容はしっかり書いているつもりでも、企業にうまく伝わっていないケースは少なくありません。
ありがちなNG例とその改善ポイントをわかりやすくご紹介します。

◆内容があいまいで実績が伝わらない
NG
営業として顧客対応を担当。目標に向かって日々努力し、チームで協力しながら仕事を進めてきました。

改善例
法人向け営業として新規開拓・既存顧客フォローを担当。年間売上目標1,200万円に対し、達成率130%を記録(2023年度)。特に提案型営業に強みを持ち、課題解決型の提案で顧客満足度向上に貢献。

解説・ポイント
・「何をやったか」「どんな成果を出したか」を具体的に書く
・数字や実績で説得力を持たせる

◆時系列や構成がバラバラで読みにくい
NG
株式会社Aに勤務。退職後に株式会社Bに入社。業務内容は異なりますが、いずれも営業関係です。現在は株式会社Cに勤務しています。

改善例
【職歴要約】
2015年4月~2018年3月:株式会社A(営業職)
2018年5月~2021年12月:株式会社B(法人営業)
2022年1月~現在:株式会社C(営業リーダー)

解説・ポイント
・時系列で統一し、会社名・勤務期間・職種・業務内容を整理
・読み手がパッと理解できるように構成を整える

職務経歴書は、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせる第一歩。
曖昧な表現や不統一な構成は避け、具体的かつ整理された内容を心がけましょう。
自分の経験や成果をしっかりアピールできる一枚に仕上げてください。

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