「やりたいことが見つからない」
「このままでいいのか不安だけど、何をしたいかもわからない…」
そんな思いを抱える方はとても多いです。今回は、「やりたいことがわからない」と悩むときに役立つ考え方をご紹介します。
◆やりたいことは「急にひらめくもの」ではない
「突然、自分の本当にやりたいことが見つかる」
そう思っている方も多いですが、現実は少し違います。
やりたいことは、多くの場合…
・いろいろな経験を積んでいるうちに
・小さな「楽しい」「向いているかも」が積み重なって
・少しずつ見えてくるものです。
まずは、「わからなくて当たり前」と受け入れて、一歩ずつ進んでいきましょう。
◆「好きなこと」より「嫌じゃないこと」に目を向けてみる
「好きなことを仕事にしよう」と言われても、好きなことが特になければ迷いますよね。
そんなときは、視点を変えてみましょう。
・長く続けてもストレスを感じにくいこと
・人からよく頼まれること
・自分が工夫して楽しめた経験
こうした「嫌じゃなかったこと」「苦じゃなかったこと」からヒントが見つかることがあります。
◆「やりたいこと＝仕事」だけではない
「やりたいこと＝仕事やキャリア」と決めつけてしまうと、かえって視野が狭くなります。
たとえば：
・ボランティアや地域活動に関わる
・趣味を深めて仲間をつくる
・SNSで発信してみる
「仕事以外」での活動が、結果的にキャリアにつながったり、新しい価値観に気づくこともあります。
◆人に話すことで「自分の考え」が見えてくる
モヤモヤしているときは、頭の中でぐるぐると同じことを考えがちです。
・信頼できる友人や家族に話す
・キャリア相談を利用する
・日記やノートに書き出してみる
言語化することで、「本当はこう思ってたんだな」と気づくこともあります。
◆小さく試してみる「仮決め」の行動をしてみよう
「やりたいことがわからない」＝「何も動けない」ではありません。
まずは「仮で決めて、少しやってみる」ことが大切です。
例：
・興味のある業界について調べる
・セミナーやイベントに参加してみる
・短期の副業やアルバイトを試してみる
小さなチャレンジを重ねることで、「違った」「意外と合ってた」など、自分自身が見えてきます。
やりたいことがわからない状態は、決してマイナスではありません。
むしろ、「自分と向き合おう」としている前向きなサインです。焦らなくて大丈夫。
行動しながら、少しずつ「これかも」を見つけていきましょう。